カテゴリ:借金



22日 2月 2018
先日の河北新報に、2017年の個人の自己破産申し立て件数が、 前年比6.4%増の6万8791件で 2年連続で増えたとの最高裁によるまとめが載っていました。 実際、震災後は債務整理件数があまり多くなかったのですが、 ここ最近、自己破産のご相談が多くなったと実感しています。...
07日 11月 2017
自己破産のご相談の中には、数年前に1度自己破産をしたけれども、 その後、また借金をしてしまって返済できない状態となっているという方もいます。 貸付をする側にも問題あるのではと思ってしまいますが、 2回目の自己破産は認められない、というわけではありません。 一度目の自己破産後に、離婚やリストラなど、生活状況が変わってしまい、...
25日 7月 2017
免責不許可事由の10番目として 「次のイからハまでに掲げる事由のいずれかがある場合において、 それぞれイからハまでに定める日から七年以内に免責許可の申立てがあったこと。 イ 免責許可の決定が確定したこと 当該免責許可の決定の確定の日 (以下略) 」 と規定されています(破産法252条10号)。...
21日 7月 2017
免責不許可事由の9番目として 「不正の手段により、破産管財人、保全管理人、破産管財人代理又は 保全管理人代理の職務を妨害したこと。 」が規定されています(破産法252条9号)。 この条文では、「保全管理人」という者が登場します。 自己破産を申し立てると、財産状況等によって、破産管財人が選任され、 破産管財人が債務者の財産を管理等します。...
18日 7月 2017
免責不許可事由の8番目として 「破産手続において裁判所が行う調査において、 説明を拒み、又は虚偽の説明をしたこと。 」と規定されています(破産法252条8号)。 裁判所からの説明を拒否する方は、あまりいらっしゃらないと思いますが、 虚偽説明はたまにあります。 虚偽説明を最後まで通すことは不可能と思っていただいた方が良いです。...
06日 7月 2017
免責不許可事由の7番目として 「虚偽の債権者名簿(第二百四十八条第五項の規定により債権者名簿とみなされる 債権者一覧表を含む。次条第一項第六号において同じ。)を提出したこと。」 と規定されています(破産法252条7号)。 これも条文通りです。たとえば、すべての債権者を敢えて書かないなど、...
26日 6月 2017
免責不許可事由の5つ目として 「破産手続開始の申立てがあった日の一年前の日から破産手続開始の決定があった日 までの間に、破産手続開始の原因となる事実があることを知りながら、 当該事実がないと信じさせるため、詐術を用いて信用取引により財産を取得したこと。 」と規定されています(252条5号)。...
23日 6月 2017
免責不許可事由の4番目として 「浪費又は賭博その他の射幸行為をしたことによって著しく財産を減少させ、 又は過大な債務を負担したこと。 」があります(破産法252条4号)。 これが不許可事由の中では最もよくあるケースだと思います。 借金の原因が、ギャンブルやブランド品購入等による場合です。...
09日 6月 2017
自己破産さえすれば、借金ゼロになると思っている方もいらっしゃいますが、 自己破産申し立てをしても、「免責」が許可されなければ、借金は残ります。 免責不許可の事由は、破産法252条1項各号に規定されています。...
29日 8月 2016
相続放棄の手続きは、そう難しくはないですが、期間制限があるので注意が必要です。 相続放棄は「相続人であることを知った日から3ヶ月以内」に 手続きをする必要があります。 相続放棄が確定する日が3ヶ月以内ではなく、あくまで申立の手続きをとるのが 3ヶ月以内です。 戸籍謄本の取り寄せ等、手間が掛かることもありますので、...

さらに表示する