カテゴリ:離婚事件



14日 12月 2017
DV被害者が家を出た後、住民票を異動せざるを得なかったときには 住民票閲覧制限(いわゆる住民票ブロック)をするということは、 最近はよく知られているかと思います。 住民票・戸籍関係だけではなく、DV被害の証明があれば、基礎年金番号の変更も可能です。 基礎年金番号から新しい住所が漏れることがないように手続きすることもできます。...
28日 11月 2017
協議離婚のみならず、調停・訴訟において離婚成立した場合にも、戸籍の関係から 離婚届は提出しなければなりません。 離婚届は、各自治体のHPからもダウンロードできますが、A3用紙でなければなりません。 戸籍法施行規則59条により、離婚届は附録第13号様式によらなければならないとされています。...
30日 10月 2017
婚姻費用の調停において、互いの主張が折り合わないときには、 調停不成立となり、審判手続きに移行します。 調停では調停員が表立っての手続きですが、審判となると裁判官が直接出てきて判断されることになります。 その後、審判が出た場合、審判内容に不服であれば、2週間以内に不服申し立てをすることも出来ます。...
23日 10月 2017
相手方が行方不明であると離婚できない、ということはありません。 行方不明であることを主張立証する必要はありますが、 訴状を送達したとみなす手続き(公示送達)があります。 ケースバイケースでしょうが、 尋問をすることもなく、第1回期日の1週間後に離婚を認める判決が 出たというケースもありますし、...
10日 10月 2017
離婚事件において、お子さんがいる場合、 親権者が最大の争点になることは多々あります。 親権者を決するポイントの一つとしては、今までの監護実績です。 これまで誰がどのような養育・監護をしてきているのかが重要です。 そうすると、お子さんが小さければ小さいほど、 お母さんの方が専業主婦、あるいは時短勤務等により子どもを...
12日 7月 2017
今日は多賀城市役所において、被災地におけるDV予防啓発講座の一環として、 「DVと離婚~離婚を考えたとき」と題して講義を行わせていただきました。 DVの一般論や離婚手続きについて等々をお話させていただきました。 DVサイクルについては、講義や相談などで話すたびに、このサイクルに取り込まれたら...
21日 6月 2017
昨日は弁護士会の会員向けの「DV・ストーカー・ハラスメント研修」が 開かれ、DV部分について講師担当をいたしました。 最近は保護命令が発令されている事件を受ける機会が減ったのですが、 申立てを検討しているとの相談を受けることはあります。 DV防止法の保護命令申し立ての発令要件は充たさないというケースの多くが、...
07日 6月 2017
養育費について、一括請求ということも、お互い合意すれば可能ですし、 認められた審判例もあります。 養育費一括支払いについては過去ブログにも記事載せました→参照記事 諸事情から一括請求を求めていた事件を担当していましたが、 そのとき調べたところ、一括請求を認めた審判例は、...
01日 6月 2017
先月、面会交流時に、父親が子どもと無理心中したとの事件がありましたが、 先日のヤフーニュースに、被害者母の取材記事等が載っていました。 記事を読みますと、DVだったけれども子どもへの直接的暴力はなく むしろ子どもは父親に懐いており、母親も面会に抵抗感はなかったそうです。 調停段階において安全性等をもっと確認していればと悔やむ言葉が...
25日 4月 2017
離婚の相談において、夫が運転中に怒ると暴走運転をして恐怖を感じる、 ということをおっしゃる相談者は少なくありません。 命を預けているという状況、自動車という密室で逃げられない状況、ですので、 恐怖心を与える行動と思います。 頻度や至る経緯も関係はありますが、このような行為も精神的暴力と捉えることが出来ると思います。...

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