カテゴリ:2015年2月



28日 2月 2015
今から20年前の2月23日、鹿児島において、 奄美野クロウサギなどを原告として、林地開発処分の取消等を求める 訴訟が起こされました。 裁判の当事者には、自然人もしくは法人しかなれませんので、 当然、この訴訟は、却下されました。 アマミノクロウサギ裁判として、民事訴訟法を勉強すると出てくる有名な裁判です。...
27日 2月 2015
昨日、最高裁において、セクハラ発言を行った男性管理職に対して 出勤停止とした会社の処分の適否が争われていた訴訟について、 処分は有効であるとする判決が出ました。 私も、報道レベルでしか内容は分かりませんが、 1審では、悪質なセクハラであり処分は有効と判断したのですが、 2審では、事前警告なしの出勤停止は重い処分であると判断され、...
26日 2月 2015
日本労働組合総連合のアンケート調査で、 働いているときに妊娠していることを理由に 不利益な扱いや嫌がらせを受けた女性が20%であるとの結果であった等の ニュースを見ました。 いわゆるマタハラの被害を受けている女性が、5人に1人との計算です。 顕在化していないだけで、被害者はもっと多いと思われます。
25日 2月 2015
遺産分割協議が成立した後、協議に参加していなかった者が 実は相続人であるとして現れた場合、その協議は無効となります。 たとえば、前妻の子どもだったり、愛人が産んで認知していた子どもなども 相続人ですが、分からなかったとして協議に含めないで進めてしまうことも あるかもしれません。 その場合、遺産分割協議は相続人全員の合意が必要ですので、...
24日 2月 2015
成年後見人を就けている方の判断能力が回復した時は 取消請求が可能です。 認知症で判断能力が欠如していると診断されている方も 症状回復する事があるそうです。 ただ、一時的な回復に過ぎない場合もあると思います。 取消後に高額取引をしてしまったとのケースも散見されるようですので、 取消請求をする際は慎重な検討が必要と思われます。
23日 2月 2015
裁判をしている相手方が刑務所にいる場合や、 病気や高齢で病院等から出られない場合など、 相手のいる場所に赴いて尋問をすることがあります。 この尋問を所在尋問といいます。 弁護士になってから所在尋問の経験はないのですが、 司法修習生のときに一度だけ見ました。 裁判官や書記官らと共に、某場所に赴いて、会議室に長机やパイプいすなどを並べて、...
22日 2月 2015
枕を使って就寝。
21日 2月 2015
今日は、仙台弁護士会の定期総会です。 弁護士会の会規変更や声明を出すことや弁護士会の運営予算などを 審議したりする定期総会は年1回、毎年2月に行われています。
20日 2月 2015
ご両親もすでに亡くなり、お子さんがいない夫婦の夫が亡くなった場合、 相続人は、妻と夫の兄弟姉妹となります。 夫の兄弟姉妹がすでに亡くなっている場合は、その兄弟姉妹の子が 相続人となります。つまり、姪・甥も相続人になることがあります。 さらに、姪・甥がすでに亡くなっている場合、その子どもも相続人になるのかと...
19日 2月 2015
昨日、最高裁において、 夫婦別姓規定と女性の再婚禁止期間を定めた規定について 審理を大法廷に回付することとなり、 今後、最高裁が、初めて二つの規定に対して憲法判断を下すこととなりました。 最近、最高裁は、婚外子の法定相続分について違憲判断を下しましたが、 時代の流れで家族観なども変化してきたことにあわせた判断をするのか、...

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