調停は、午前は10時から、午後は1時半から開かれることが一般的です。
30分を目安に、互い互いに調停室に入って主張等をするのですが、
だいたい2時間くらいかかります。
あと少しで成立しそうという時など、場合によっては、
3時間・4時間とかかることもあります。
午後4時までには絶対終わるだろうと思って、
午後4時に予定を入れたところ、長引いて焦るという
読みを誤ることもたまにあります・・。
今日は、宮城県子ども虐待対策連絡協議会に出席してきました。
協議会後の研修会にて、
「すべての赤ちゃんに あたたかい家庭を RAD・反応性愛着障害、
子どもが必死に訴える姿から」とのタイトルで、
社会福祉士の矢満田篤二氏の講演がありました。
非常に面白く、勉強になる講演で、
施設養護・家庭養護について色々と考えさせられました。
反応性愛着障害とは、簡単に言うと、
甘えたいのに甘えられず、逃げたり逆らったり、警戒したり、
通常では見られない不安定で複雑な行動態様を示す障害のことで、
子どもを育てる人が頻繁に替わるなど安定した愛着形成がなされない時などに
現れやすいそうです。
以前から、受刑者の高齢化が進んでいることは指摘されていましたが、
今日の新聞に、60歳以上の受刑者のうち約13%に認知症傾向があるとの
結果が載っていました。
矯正教育をする場所の刑務所が介護の場所となりつつある現状です。
現場の職員の負担も大きいですし、
なにより社会復帰が出来るのかという問題点があります。
2014年度から、刑務所において、常勤の社会福祉士の配置を始めており、
東北ですと、
宮城刑務所に常勤の社会福祉士である「福祉専門官」がいるそうです。
ヤフーニュースに、日産が「猫バンバン」を呼びかけ、とのニュースが
載っていました。
自動車の隙間に入ってしまった猫に、車を動かす前に
こちらの存在を気付かせるために、ボンネットをバンバン叩く、
というアクションのことだそうです。
冬になると寒いですから、タイヤの上とか自動車の隙間に猫が入って
暖をとっている可能性があるため、気をつけましょうとの注意喚起ですが、
猫バンバンという言葉、面白いですね。
詐欺罪に問われている野々村元議員に対して
勾引手続き開始とのニュースが報道されていました。
勾引とは、被告人等を裁判所などの指定された場所に
強制的に連行する裁判・執行のことを言います。
刑事裁判の第1審の場合、被告人の出廷が公判期日の開始要件であるため、
被告人が裁判所に来ないと、刑事裁判を始める事が出来ません(刑訴286条)。
留置所等に身柄拘束をされている場合には、警察等が被告人を裁判所まで護送するので
そのような事態はあり得ません。
ただ、今回のように、身柄拘束されておらず、在宅起訴の場合は、
不出廷という事態もあり得ます。
先日、担当している刑事事件で、勾留の執行停止が認められました。
勾留執行停止とは、勾留されている被疑者・被告人の勾留を一時的に停止して
身柄を解くという制度です(刑訴法第95条)。
被疑者・被告人の病気、出産、近親者の危篤・葬儀の出席などの理由で
認められることがあります。
今回、初めて申し立てたので、停止期間がどれくらい認められるものか
分からなかったのですが、裁判官とも話した結果、
5日間の執行停止が認められました。
執行停止は、保釈と違い、保釈保証金という担保なしに身柄を解放しますので、
逃走の恐れもなきにしもあらずで、実際に2・3年前には執行停止中に逃走した
という事件があったようです。
今回認められたケースは、遠方でしかも制限住居がホテルというものだったのですが、
無事に認められてホッとしました。
一昨日、山形県立保健医療大学において
ハラスメント防止の講演をさせていただきました。
大雪が降っている中での山形への移動であったため、
非常に心配でしたが、無事に講演を行うことが出来ました。
一般企業内におけるハラスメントよりも、大学内におけるハラスメント、
いわゆるキャンパスハラスメントは、密室性がより高く、顕在化しづらいです。
また、特に、教員と学生、教授と助教らなど、一般企業の上司部下よりも、
上位者の力が圧倒的に大きく、被害者は従わざるを得ない・
被害を訴える勇気を持てないという問題点もあると思います。
少し前になりますが、DNA鑑定に初めて立ち会いました。
鑑定会社は色々あると思いますが、今回は、
「ソリューション株式会社」を利用して、DNA鑑定を行ってもらいました。
DNA鑑定に必要なサンプルは頬粘膜ということで、
綿棒で口の内側の粘膜を何回か擦ってのサンプル採取という方法でした。
一般的な相場は分かりませんが、利用しづらい価格設定ではないと思います。
しかも、弁護士費用について法テラスを利用している場合は、
DNA鑑定が事件に必要な場合、追加費用として、DNA鑑定費用についても
法テラスを利用することが出来ます。
今日は、仙台市が行っている「仕事とこころの相談会」の相談担当です。
アエルにて、弁護士・司法書士・臨床心理士が
午後6時15分~午後9時まで(受付は午後8時まで)無料相談に対応いたします。
事前予約が必要ですが、当日予約の枠が空いていれば当日も対応可能だそうです。
お問い合わせは、仙台市健康福祉局障害者支援課
022-214-8165まで。
毎月行っていますので、ぜひ相談機会の一つとしてご活用ください。
2015年に宮城県警に相談された児童虐待件数が723件、
ストーカーは1025件、DVは2257件であり、
全体の相談件数としては過去最高とだったそうです。
ストーカーは交際要求が最も多い相談だったそうで、
ストーカー規制法違反での逮捕も30件と多い結果となったそうです。
法的対応をするためには弁護士へ相談していただきたいですが、
特にストーカー被害の場合は、まずは早く警察へ相談することをお勧めします。
恒例の「女性のための離婚ホットライン」が
今週14日(金)・15日(土)に、朝市ビル3階で行われます。
午後1時~午後3時まで無料面談相談を実施いたします。
ちなみに私は土曜日に参加します。
予約不要ですので、離婚問題にお悩みの女性の方は、
ぜひ会場(仙台市青葉区中央4-3-28朝市ビル3階)においでください。
久しぶりに動物愛護法の条文シリーズです。
動物愛護法11条において、
都道府県知事は、動物取扱業の登録申請があったときは、拒否理由が無い限り、
登録しなければならないことが規定されています。
登録をした場合には、遅滞なく申請者に通知しなければなりません。
登録が完了した時点から、動物取扱業を開始することが出来ますので、
遅滞なく通知することが求められています。
今日のニュースで、市議会議員が同僚議員からセクハラを受けたとして
警察に告訴状を提出したと報道されていました。
セクハラの中には、強制わいせつ罪や強姦罪、
名誉棄損罪などに該当する行為もあり、そのような場合、
加害者は民事上の責任のみならず、刑事上の責任を負うこともあります。
特に、同じ職場で働き続けている場合、セクハラの相談をすること自体に躊躇すると
思いますが、刑事告訴はより躊躇しがちだと思います。
刑事告訴の検討も含め、セクハラについても安心してご相談ください。
ネットニュースに、警察犬の出動件数が増加している一方、
警察犬の数が減少しており、2014年は過去最少の1351頭となっている
との記事が載っていました。
警察犬には警察が管理する「直轄犬」と、一般の人が育成・訓練する「嘱託犬」
がいるそうです。
日本警察犬協会が指定した指定犬種は7種類で、シェパード、ドーベルマン、
ボクサーなどで、直轄犬の場合は、ほぼ指定犬種だそうです。
柴犬は訓練に不向きと言われていましたが、
岡山県警の嘱託犬として、初めて柴犬が合格したのが数年前ニュースになりました。
「本物の犬のおまわりさんが教える警察犬のお仕事」との内容の本も出しているようで
是非読んでみたいです。
本日より、スズラン法律事務所の業務開始となります。
法律相談をご希望の方は、
予約フォーム・お電話でのお問い合わせをお願いいたします。
お電話でのご予約の方は、営業時間外は留守番電話での対応となっております。
必ず、相談希望である旨とお名前・電話番号を伝言として入れていただきますよう、
お願いいたします。翌営業日に、事務所から折り返しご連絡いたします。
今年もよろしくお願いいたします。