このまえ、DV被害者支援講座の告知をしましたが、
そもそも、被害者の中には、自分がDV被害者であることの
認識すらない方も多いです。
DV被害者である依頼者からは、よく
「自分が悪いから殴られるのかと思った」や、
「それがDVっていうとは知らなかった」との言葉を聞きます。
DVの種類は色んな定義づけがあると思いますが、
私は、身体的暴力・心理的暴力・性的暴力・経済的暴力
の4種類に分類して考えています。
身体的暴力・性的暴力は、どのようなものかは
想像しやすいと思います。
心理的暴力とは、暴言
(「殺すぞ」「誰のおかげで飯が食えてるんだ」など)や
他者とのコミュニケーションを遮断させる
(毎日携帯電話のチェックをするなど)
が当たります。
経済的暴力とは、生活費を渡さないなどが当たります。
DVが続くと、自己肯定力がどんどん低くなってしまいます。
「私がきちんとすれば・・・」
「優しい時もあるし・・・」
と思いがちですが、 それは誤りです。
DVの場合、いわゆる「ハネムーン期」という
優しい時期もありますが、
また暴力を振るう→また優しくなる→やっぱり暴力という
円を描いているのが一般的です。
一日でも早く、この暴力の輪から抜け出すために、
ご相談してください。
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