性同一性障害の男性を父と認定する判決

昨日、最高裁において、

性同一性障害で性別取扱の特例に関する法律によって、

男性への性別取扱の変更の審判を受けた者と

結婚をした女性が、

人工授精によって産んだ男児の戸籍の父親欄が

空欄になっていることの戸籍記載について争われた

事件の決定が出されました。

 

特例法で性別変更をした男性は、

婚姻中に妻が妊娠した子の法律上の父子関係があると

推定される、として

男児の戸籍の父親欄に、男性の名前を記載するように

命じました。

 

現在の社会における様々な家族の形

についてなどを考えさせる

決定だと思います。