成年になるとき

今日は成人の日ですね。

 

民法上、20歳から成年と定められていますが、

例外もあります。

 

それは、結婚をした場合です。

未成年者であっても、

結婚をすれば成年とみなされ(成年擬制といいます)、

契約を結ぶなどの法律行為を

親権者の同意がなくても、行うことができるのです。

 

もっとも、これは結婚生活を送る上で、

いちいち親権者の同意が必要となれば

独立して自主的な結婚生活を送ることができないからです。

 

そのため、選挙権や喫煙・飲酒といった行為まで

認める趣旨ではありませんので、

これら行為は20歳を過ぎてから、となります。