昨日、平成25年7月の参議院選挙について
最高裁が「憲法違反の問題が生ずる程度の著しい不平等状態であった」と
違憲状態であったとの判断を下しました。
一票の格差問題というのは、
有権者は一人一票を持っているけれども、投票の価値に格差が生じてしまう、
一票の重みが異なってしまうのは平等原則に反するという問題です。
人口の多い都市部(A地区)で議員1名を選出するのと
人口の少ない都市部(B地区)で議員1名を選出するのでは、
当選に必要な得票数がA地区の方が低くB地区の方が高くなります。
そのため、A地区とB地区の投票の価値が異なってしまう、
ということです。
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