親権停止

秋ドラマとして、TBSにて

寺島しのぶと深田恭子主演の「女はそれを許さない」という

弁護士が主人公の連続ドラマが放送されています。


突っ込みどころは色々とあるのですが、面白いので私は毎週録画してみてます。

前々回のテーマが「親権停止」でした。


親権停止とは、民法改正によって平成24年から施行されている制度であり、

親権者から、最長2年間、親権の行使を奪うものです。


ドラマでは10歳くらいの子ども本人が申立権者となっていましたが、

平成24年最高裁の調査によれば、

子どもの親族による申立件数が74.6%、子ども本人は11.3%だそうです。


また、親権停止の認容率をみると、

子ども本人申立の場合、取り下げなどにより、実際に認容あるいは却下との

判断が下った数はゼロのようです。

申立手続きの中で、判断を待たずして、

何らかの道を見いだすことが出来たのか、あるいは他の理由からかは分かりませんが。