特定秘密保護法 施行

本日、特定秘密保護法が施行されました。

 

秘匿が必要な安全保障に関する情報を特定秘密に指定して、

漏洩した公務員らは処罰対象とするなどを内容としています。

 

特定秘密を知ろうとする行為も処罰対象となりますが、

どの情報が特定秘密にあたるのか、特定秘密の対象範囲が曖昧であるため、

情報を知ろうとしたら、意図せずして特定秘密に該当する情報だったために

処罰されてしまう、という可能性もはらんでいる法律であるとして、

日弁連でも廃止の意見表明をしています。

 

刑事罰の適用範囲が不明確というのは、

人権保障のための大原則である罪刑法定主義、

すなわち、どのような行為が犯罪で罰せられるかは法律で定められている

という大原則に反しますが、

この法律は今後どうなる・どう運用されていくのでしょうか。