子どもの成年後見人に親がなるケース

昨日くらいから、河北新報で成年後見人に関する記事が連載されていました。


成年後見人と聞くと、認知症のために判断能力が低下した高齢者に

就くとのイメージが大きいかもしれません。


もっとも、20歳を過ぎて大人となった精神障害を有する子どもに対して

親が成年後見人となるケースもあります。


子どもが未成年者であるうちは、親権者は、法定代理人として、

子どもの財産管理等を行う事ができますが、

20歳を過ぎると、子どもは親権に服さなくなるため、

子どもが判断能力を欠く場合は、親が成年後見人となるケースがあるのです。


平成25年の裁判所の統計によれば、

成年被後見人は70歳以上が半数以上を占めるのですが、

20歳代も男性3.2%、女性1.4%いらっしゃるとのことです。