少年事件の逆送

佐世保市の少女による殺人事件で

長崎家裁が、家裁送致された少女を医療少年院に送致する保護処分を

決定したとのニュースが報道されていました。


少年法では16歳以上の殺人は原則逆送、

すなわち、成人と同じ公開の法廷において刑事裁判を受けることになります。


本件においては、少女は神経発達障害の一種の自閉症スペクトラムであり、

刑務所では症状が悪化する可能性があるとして、

逆送を回避した判断を下しました。