財産を分与したい側からの請求

財産を分与して欲しい側が財産分与を請求するのが一般的です。

ただ、「相手に分与したい」と希望する方もいるようです。

 

離婚だけ成立しても、後から財産分与を求められるかもしれない時に、

紛争の一回的解決のために、分与義務者から、「相手に財産分与する」旨の

申立を希望する場合もあります。

 

そのような、分与義務者からの、分与する旨の申し立てが認められるかどうかは、

裁判例は分かれていますが、現在の実務では、そのような申立は否定されるのが

一般的なようです。

 

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