先月、面会交流時に、父親が子どもと無理心中したとの事件がありましたが、
先日のヤフーニュースに、被害者母の取材記事等が載っていました。
記事を読みますと、DVだったけれども子どもへの直接的暴力はなく
むしろ子どもは父親に懐いており、母親も面会に抵抗感はなかったそうです。
調停段階において安全性等をもっと確認していればと悔やむ言葉が
載っていました。
DVであることは面会交流の消極的条件になるとはいえ、
子どもに対し直接向けられていなければ、
それが仮に面前DVであったとしても、
面会障害事情とまで、大きくは見られていないのが現状だと思います。
この事件以降、面会交流を躊躇する同居親の声を耳にします。
安全性の確認といっても、調停でどこまで可能なのか・何を確認出来るのか、
困難な点が多いのではと思います。