今年は4年に1度の閏年です。
国立天文台HPによれば、地球が太陽の周りを一回りするには、
約365.24219日かかるそうです。
そのため、1年の平均日数が、この日数に近くなるようにと
閏年を入れているとのことです。
今日は、年に1回行われる、仙台弁護士会の定期総会です。
定期総会においては、弁護士会の前年度の決算や次年度の予算の承認を
したりしますが、毎年かなり活発な議論がなされるのが仙台会の特徴だと思います。
弁護士費用のお支払いは、現金持参あるいは銀行振込の形をとっております。
クレジットカードの利用が普及していますが、
スズラン法律事務所での弁護士費用のお支払いでは、クレジットカードは使えません。
当事務所以外も、ほぼクレジットカードは使えないと思います。
これは、クレジットカード利用可とするためには、
クレジット会社の加盟店にならなければなりませんが、
クレジット会社は加盟店を審査する義務があるため、
守秘義務違反等から問題になりえます。
そのため、弁護士事務所では、クレジットカード決済の導入は消極的だと思います。
以前もブログに書いた気がしますが、
DVにはサイクルがあります。このサイクルがあるがために、
被害者はなかなか助けを求めることが出来ずに、我慢をしてしまいます。
暴力の爆発の後には、ハネムーン期という、優しくなる時期があります。
これによって「やっぱり、うまくやっていけるかも」と思ってしまいます。
ただ、そんな時期も長くは続かず、ちょっとしたことで相手がイライラとしていて
緊張が徐々に高まっていきます。
そして、些細なことをきっかけに、暴力が爆発してしまいます。
その後、また優しくなる、との繰り返しです。
緊張と緩和を何度も繰り返すうちに、正常な判断が出来なくなってしまい、
自分が被害者ということも分からなくなってしまいます。
DVサイクルによってコントロールされているんだと自分自身で気付けなくても
生活をしていて緊張する・昔の私ってこんなんだったっけ等の思いがあれば、
ぜひご相談ください。
すべてのペットが幸せになれる東京へをテーマとしている
「TOKYO ZEROキャンペーン」との団体のHPを見ました。
犬猫の殺処分数をゼロにしようと活動をしているようですが、
提言のひとつに、動物愛護センターをティアハイム的施設に転換するよう
促す、というのがありました。
ティアハイムとは、ドイツにある動物保護施設です。
犬猫を飼いたい人はティアハイムを訪れて里親となり、
飼い主が見つからない犬猫はティアハイムで暮らして生涯を全うします。
お金の問題、人手の問題、施設場所の問題など、
ドイツのティアハイムのようなものを作るには色々な課題はありますが、
ティアハイム的施設が増えて、殺処分ゼロになればいいなと思います。
今日は、仙台市主催のゲートキーパー研修に参加しました。
ゲートキーパーとは、自死サインに気付き、声をかけて話を聞き、
必要な支援に繋げる役割を担う人のことを言います。
保健課や地域包括支援センター、病院ケースワーカーなどと
グループディスカッション等を行いました。
弁護士だけでは解決できない問題はたくさんあります。
適切な機関に繋げて、連携しながら、相談者に寄り添っていければと思います。
弁護士への相談なのか分からないという相談も含めて、ご相談ください。
法律相談では解決できないとなれば、適切な相談場所等もアドバイスいたしますので、安心してご相談ください。
特に調停において、最初は自分一人で対応をしていたけれども
うまく話が出来ない等から、やっぱり弁護士を就ければよかったと
思う方もいらっしゃるかと思います。
調停が1回・2回と進んだ後であっても、途中から弁護士を依頼することは
出来ます。調停の日がすでに決まっていても、途中から依頼した弁護士の
日程が合わなければ期日変更も可能です。
調停をお一人で対応しているご相談者も多くいらっしゃいますが、
相談のみならず、途中からの依頼の検討も含めて、安心してご相談ください。
調停等において、謝罪条項を入れる場合があります。
たとえば、不貞行為があった場合に
「不貞行為により相手方に精神的苦痛を与えたことを謝罪する」等の文言を
条項とすることもあります。
謝罪する、陳謝する、という言葉が一般的ですが、それ以外によく使われるのが
「遺憾の意を表す」との表現です。
「遺憾」とは残念に思うこと、ですので、謝罪とは少し違います。
ただ、「遺憾」という言葉は、道義的には申し訳ないとの意味も含まれていると
捉えることも出来ますので、法的責任を認めて謝罪をすることは出来ないけれども
遺憾の意なら示せると考えて、当事者も受け入れやすいことも多いかと思います。
第1審の判決に不服がある場合、控訴をすることが出来ます。
ただし、控訴には期限がありますので、控訴期限を過ぎてしまわないように
注意が必要です。
判決の送達を受けた日の翌日から2週間が控訴期限となりますので、
その期間内に控訴状を提出する必要があります。
一日過ぎちゃったけど頼み込めば何とかなるかな、等ということは
有り得ませんので、控訴を検討するのならば、早めに控訴状を出すべきと思います。
今日は、みやぎ青葉の会にて法律相談担当でした。
みやぎ青葉の会とは、クレサラ、闇金、奨学金などの借金問題や
解雇等による生活苦などの相談を受け付けております。
毎週、月・水・金の13時~16時に電話相談・面談相談を受け付けておりますので、
ぜひ相談先の選択肢の一つとしてご活用ください。
お問い合わせは、022-711-6225まで。
ヤフーニュースに、ペットの医療を巡るトラブルが増えているとの
記事が載っていました。
国民生活センターによれば、ペットのサービスに関わる相談が、
2014年度で624件と過去最多で、そのうち医療関係が約6割だったそうです。
記事によれば、飼い犬を失ったとして医療ミスを訴えていた事件において
「子どものようにかわいがり、かけがいのないものとなっていた」とか
「家族の一員ともいうべき愛情を注いでいた」などと
裁判官が判決で述べた事件もあるようです。
慰謝料額が増額傾向とのことですが、今までが1~5万円くらいの慰謝料という
あまりにも低額すぎるので、増額と言えども、そんなに高くはないと思います。
ペットは、「物」という考えが基準となっていることから、
どうしても低額になりすぎると、個人的には納得がいかない思いです。
裁判所に離婚事件等が係属している場合、当該裁判所に申請をすれば
事件係属証明書をもらうことが出来ます。
この事件係属証明書は、保育所入所の際以外に、
よく使う場面としては、児童手当の受給者の変更の時です。
たとえば、子どもを連れて別居をした妻が、今までは夫名義の口座に振り込まれていた
児童手当を、実際に子どもと同居している自分の口座に変更したいというとき。
児童手当は、児童と同居している方が優先になります。
そのため、父母が別居している場合、児童と同居している保護者に対して
児童手当が支給されますが、離婚の話し合い中で別居していることを示すために、
事件係属証明書(その他、呼出状等でも可)が必要となります。
担当している刑事事件で、保釈が認められました。
保釈請求をしたのは1年以上ぶりくらいでしたので、
請求書の提出窓口はどこだっけと一瞬迷ってしまいました。
保釈中は、普通に仕事をすることが出来ます。
仕事をすることは今後の更生にもつながりますし、
被害弁償の原資が確保でき、謝罪の意思を形で表すことが出来るので、
無事認められてホッとしました。
相続に関する調停など、特に家庭裁判所への提出書類で
住民票の提出を求められることがあります。
マイナンバー制度が導入されてから、住民票にもマイナンバーが記載されています。
裁判所への提出書類においては、このマイナンバーの記載がないものを
提出しなければなりません。
また、法テラスの申込み等で弁護士に渡す住民票についても
マイナンバー記載のない住民票を取得するように注意してください。
今日は調停のため、古川出張でした。
古川の裁判所は1年以上ぶりのような気がします。
明日は登米の予定が急きょなくなったのですが、他の所に行かなければならず、
事務所にいる時間をなかなか作れないのが悩みです。
昨日・今日と、全国付添人経験交流会が郡山で開催されたため、
郡山へと行っていました。
二日目の今日は、日弁連の子どもの権利委員会の福祉小委員会企画で
児童福祉法改正に関するパネルディスカッション等が行われ、
私も末端ながら説明担当として参加させていただきました。
現在、児童福祉法改正に向けて動きがあります。
まだ改正案がどうなるかも分からない状態ですが、保護年齢の引き上げ等が
検討されています。
マイナンバー制度が導入されてから、講演料や相談料などを頂く際に、
支払先からマイナンバーの提出を求められることが増えました。
報酬等の支払い調書や給与所得の源泉徴収票等にマイナンバーが
記載されることになります。
たとえば、源泉徴収票には、支払者のマイナンバーも記載されますが、
支払いを受ける者本人に対する交付用には支払者のマイナンバーを記載しないなどの
注意点があるようです。
いまいちよく分からず、けど着々と利用されているマイナンバー制度、
いちどよく勉強しなければならないと思います。
今日は仙台弁護士会において、青葉病院の東医師を講師に迎えて
ハラスメントとメンタル不全を内容とする学習会を開催しました。
統合失調症や双極障害等の基礎知識等、とても有意義な学習会でした。
ハラスメントの影響に限らず、DVの影響などで
うつ病等の何らかの精神疾患を有している方は多いですが、
弁護士だけで解決できるものではないので、精神科医や臨床心理士等とも
連携しながら、依頼者の悩みを解決へと導けていけたらいいなと思っています。
今日のニュース報道によれば、オレオレ詐欺等の特殊詐欺において
現金受取役の「受け子」から被害金を奪う「取り子」という者が
最近増えているそうです。
オレオレ詐欺等の電話を掛ける役割を「掛け子」、
銀行で現金を引き出す役割を「出し子」、
被害者から現金を受け取る役割を「受け子」と通称言います。
「取り子」は、犯罪者である「受け子」らからお金を奪うので
犯罪にはならないという考えだそうです。
悪を懲らしめている正義のように思っているのかもしれませんが、
元々は、一般市民がだまされて奪われたお金ですが、
そういったことは抜け落ちてしまっているのでしょうね。