DVについて

Q 夫から「誰のおかげで飯が食えてると思うんだ」とか「このバカが」と言われます。殴られたことはないのですが、これもDVでしょうか

A 言葉の暴力も、DVです。

Q 夫が毎日携帯電話をチェックし、パートに働きに出ることも許してくれません。これはDVには当たりませんよね

A   いいえ。他者との接触を断たせることも、心理的DVあるいは社会的DV

   といいます。

 

Q 夫から子どもが見ている前でも暴力を振るわれます。子どもにとって、悪影響ですよね

A 子どもの前で行われる配偶者に対する暴力暴言は、子どもに与える心理   

   的影響が大きいことから、子ども対する虐待にあたります。

Q 内縁の夫から日常的に殴られています。結婚はしていないのですが、DV防止法の保護を受けることは出来ますか。

 事実上の夫婦、いわゆる内縁関係の夫婦関係についても、DV防止法上

  の保護対象となっています。

Q 夫からの暴力がひどく、今すぐ安全な場所に逃げ出したいのですが、どうすればよいのでしょうか。

A 警察あるいは配偶者暴力相談支援センターに助けを求めましょう。

   支援センターの業務として、一時保護があります。一時保護とは、短期

   的に夫と離れて別の施設で安全に暮らすことです。

   一時保護施設には様々な規制がありますが、まずは身の安全を守ること

   が第一です。

Q DV防止法による保護命令を申し立てたいのですが、どこかに相談する必要がありますか。

A DV防止法による保護命令の申立には、配偶者暴力相談支援センターま

   たは警察に対して保護等を求めた事実が必要となります(なお、この事

   実が無い場合には、公証人の前で宣誓するという方法もございます)。

  

   ですので、まずは、お近くの配偶者暴力相談支援センター又は警察に、

     事前相談をなさるのがよいでしょう。

     流れについてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。